Instagramの保存数は、いいねよりも本気度の高い反応だと言われています。
「いいね」は一瞬の操作ですが、「保存」はあとで見返すという、本人の意思の表れです。
保存される投稿には、見ている人の行動を促す共通点がある。
投稿をいくつ重ねても保存数が伸びない、と悩む人は少なくありません。
保存数を上げるための具体的な工夫を、これから順に見ていきます。
保存される投稿は、後で見返したい情報を含む
保存される投稿の多くは、何かを実行する時に後から、また見返したい情報を含んでいます。
レシピや手順、節約のコツや知っておきたい知識などが代表的です。
一度読んで終わりではなく、何度でも見返して確認したくなる内容が保存につながります。
感動や笑いなど、感情だけを動かす投稿は、保存まではされにくい。
見た瞬間にいいねを押して終わってしまい、そのまま流れていくからです。
保存される投稿には、何度も役に立つという実用性が欠かせない。
一度きりの感動より、何度でも使える便利さが選ばれます。
お客様が後でちょっとメモのように見返す様子を、投稿を作る時に想像してみます。
たとえば化粧の手順や収納の方法など、後で実践に使う情報は何度も見返す動機を作りやすい。
リスト形式で、情報を整理する
情報をひとまとめにしたリスト形式やランキング形式の投稿は、保存されやすい傾向がある。
一覧で見やすく整理されていると、何が書いてあるのか、後で見返す価値があるとひと目で感じてもらえます。
番号や箇条書きできちんと整理されたスライドは、ぱっと見ただけで内容がつかみやすい。
情報量が多くても、いくつかの見出しごとに整理されていれば負担には感じません。
最初の一枚だけ見ても要点がよく分かるように作る工夫も効果的です。
複数枚にわたる投稿は、途中で読むのをやめられ、最後まで見てもらえないことがあります。
読む人の頭の中を整理してあげる感覚で、構成を考えてみます。
情報を整理する力が、保存される投稿を作る土台になる。
具体的な数字を入れて、安心感を作る
具体的な数字を含む投稿は、根拠があるように感じられ、信頼感が増して保存されやすくなる。
「〇つの方法」「〇分でできる」のように、あらかじめ範囲が明確だと安心して読み進められます。
漠然とした「いろいろ」という言葉だけより、輪郭がはっきりした情報の方が頭に残る。
数字があると、これくらいの量の情報なのか、と内容のボリュームも一目で伝わります。
読む前にどのくらいの量か心の準備ができ、見る人が安心して読み始められることも、保存につながる一因です。
ぼんやりとした表現の投稿は、印象に残らず流されてしまいます。
タイトルに「3つの」「5分で」のような数字を、一つ加えるだけでも変わる。
数字を入れる工夫を、自分の投稿にまず一つ取り入れてみます。
見た目の見やすさが、保存を左右する
保存される投稿は、内容だけでなく見た目の見やすさも重視されている。
文字が小さすぎたり、一枚に情報を詰め込みすぎたりすると、読む気をなくします。
一枚に入れる情報の量を絞り、文字の周りに余白を意識して作る。
使う色を二色か三色に絞り、見出しのフォントを統一すると、内容が頭に入りやすくなります。
凝った技術がなくても、デザインが整っているだけで、見る人が受け取る信頼感が変わってきます。
凝ったデザインの技術がなくても、整理された印象は十分作れる。
せっかく中身の良い内容を書いても、見た目が雑だと最後まで読んでもらえません。
見やすさという土台があってこそ、内容の良さがきちんと引き出されます。
一枚目の見せ方で、続きを読みたくさせる
タイトルだけでなく、一枚目に出てくるスライドの見せ方も、保存を左右する重要な部分です。
最初の一枚で興味を引けなければ、その先のスライドまでは見てもらえません。
「知らないと損する」
「意外と知らない人が多い事実」
のような言葉は、興味を引きやすい表現の一つです。
続きを見ないと何か損するかもしれない、と思わせる工夫が必要になる。
一枚目のスライドで結論を全部見せてしまうと、続きを読む理由が薄れてしまいます。
最後まで見たくなる引きを、自然に作っていく。
タイトルを見るだけで内容がだいたい想像できると、安心して保存ボタンを押してもらえます。
一枚目の出来一つで、保存されるかどうかの分かれ道になる。
量より、誰に向けた投稿かを明確にする
保存数だけを増やしたいなら、ただ闇雲に投稿数を増やすことが正解ではありません。
投稿する一本ごとに、それが誰の役に立つ情報なのかをはっきりさせます。
誰にでも当てはまる広く浅い内容より、対象をしっかり絞った内容の方が、結果として深く刺さりやすい。
対象を狙い定めた投稿の方が、結果として広く保存されることもあります。
狭く深く刺さった一本の投稿が、思いがけず多くの人に広がることもある。
完璧な投稿を一本だけ作るより、出しながら改善を重ねる姿勢が大切です。
過去に保存数が多かった投稿の傾向を、定期的に振り返って次に活かします。
一度で正解を当てようとせず、出すたびに少しずつ調整を重ねていきます。
地道な積み重ねこそが、結果として保存される投稿を育てていく。

