SNS運用を任せたのに、なぜか成果が出ない会社の話

「ちゃんとした会社に頼んだのに、半年経っても問い合わせが1件も来なかった」

SNS運用を外注した経験のある経営者から、こういう話をよく聞きます。
お金を払って、プロに任せて、それでも何も変わらなかった。
いったい何が悪かったのか。

実はこういうケースのほとんどは、業者が悪いのではありません。
依頼する側の準備と関わり方に原因があることがほとんどです。

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「あとはよろしく」で丸投げしていませんか?

SNS運用を外注して成果が出ない会社に一番多いパターンが、完全な丸投げです。

契約したら「あとはお任せします」と言って、月次レポートを眺めるだけ。
自社のことを一番よくわかっているのは自社のはずなのに、その情報を業者にほとんど伝えていない状態で運用が始まります。

業者はターゲットも、強みも、過去にどんな問い合わせが多かったかも知りません。
持っている情報だけで投稿を作るしかない。
その結果、当たり障りのない投稿が量産されていきます。

SNS運用の外注は、家事代行に頼むのとは違います。
自社の情報をどれだけ共有できるかが、成果を左右します。

目標が「フォロワーを増やすこと」になっていませんか?

外注してから成果が出ていないと感じたとき、何を基準に判断していますか?

多くの場合、フォロワー数やいいね数で判断しています。
業者もそれを成果として報告してくる。
数字が増えているから「順調です」という話になる。
でも問い合わせは来ない。

これは最初に設定すべき目標がずれていたことが原因です。
フォロワーを増やすことが目的になってしまっていると、業者もフォロワーを増やすことに最適化した動きをします。

外注する前に「何を達成したいのか」を明確にして、それを業者と共有することが必要です。
問い合わせ数なのか、サイトへの流入数なのか、採用応募数なのか。
ゴールを言語化してから依頼することが、成果への近道です。

月次レポートを「確認」で終わらせていませんか?

外注先から毎月レポートが届く。
数字を眺めて「わかりました」と返信する。
この繰り返しになっていませんか?

レポートは確認するものではなく、次の改善につなげるものです。
先月と比べてどの投稿の反応がよかったか、プロフィールへのアクセスが増えたか減ったか、その理由はなにか。
こういった議論を業者と毎月できているかどうかが、成果が出るかどうかを分けます。

業者任せにせず、経営者や担当者が数字の意味を理解して、次の方針を一緒に考える姿勢を持つこと。
これが外注を成功させるために欠かせない関わり方です。

外注は「やってもらう」ではなく「一緒にやる」という感覚で

SNS運用の外注がうまくいっている会社には共通点があります。
業者を「やってもらう相手」ではなく「一緒にやる相手」として関わっていることです。

自社の新商品情報や季節のイベント、スタッフの話題など、投稿のネタになりそうな情報を積極的に共有する。
投稿の方向性について意見を言う。
気になる競合の動きを伝える。
こういった関わり方をしている会社は、外注してもしっかり成果が出ています。

SNS運用を外注することは、責任を外注することではありません。
実務を担ってもらいながら、自社の情報と意思を積極的に共有し続けること。
その姿勢が成果を生みます。

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